普通の大学生の考え方

普通の大学生の体験談や考えをつらつら並べています。

電気の安定供給と太陽光発電

 日本は発電に用いる化石燃料の資源はほぼすべて海外からの輸入に頼り切って
いるように思いる。そのため真のエネルギーの安定的な供給を行うためには、将
来的に自国だけで完結できるような発電方法の割合を増やし、確立したほうが良い
のではないかと考える。

さらに化石燃料に頼らなければ温室効果ガスなどの環境問題を解決することに直結するとかんがえた

 そこで私は電力需要の少ない部分の常時出力を化石燃料による発電で賄い、ピー
ク時などの電源需要を、水力と太陽光で発電をすればよいと思った。

このような発電方法でエネルギーセキュリティ問題を解決するには何が必要か考え
てみました。

 

 まず一番しなければならないことは太陽光発電の高効率化と、安価化だ。
太陽光発電の一番の問題点は効率が悪いことである。
現在の発電効率は 15 パーセントくらいといわれている。この発電効率ではやはり
太陽光発電で発電をするメリットが少ないと考えられる。

新エネルギー・産業技術総合開発機構、国立研究開発法人 NEDO は 2030 年までに変換効率を40パーセントを目指している。

私の在籍している研究室でも変換効率30パーセントを目指して研究をしている。

もし変換効率40パーセントが実用できるようになれば曇りの日でも発電ができるようになるのではないかと期待している。

 

そうすれば太陽光発電に切り替えるメリットも出てくると思います。
また太陽光発電の設備が安価になれば各家庭にも普及して来ると考えられる。
ピーク時の電力は各家庭の太陽光発電で賄い、また余った電力は電力の足らない
所へ売る仕組みを作ることができる。
 しかしやはり太陽光発電はいくら効率があがっても天候によって発電量が安定し
ないのはデメリットだ。そこのデメリットをカバーできるのが水力発電だと考えた。

水力発電は他の発電方法と異なり、発電量を調節することができる。水力発電
太陽光発電を組み合わせることで太陽光発電のデメリットをカバーできると思う。
天候の悪い日や夜間の足りない電力は必要量に合わせて発電量を調整すれば一
定の電源を確保できると考えた。

つまり太陽光発電の技術を高めることでエネルギーの体制が変わると思います。
小売りの自由化、発電の自由化によって競争が起こり価格面だけでなく技術面の向
上も必要だと思った。