学校撮影で必要だと感じたこと。
僕は今年2つの学校のイベントであったり卒アル写真をアシスタントとして撮影させていただきました。
この前その2つの学校に無事完成した卒アルを届けひと段落着いたので、学校の撮影において必要だなと思った機材や技術のことを書いていこうと思います。
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2台のボディとズームレンズとバッテリー
学校のイベント撮影においては単焦点レンズではなくてズームレンズが必要です。
なぜならば撮影者と被写体との距離が一定であることはないからです。それに伴ってボディも2台あることが好ましいと思いました。
学校撮影ではレンズをその都度変えていてはシャッターチャンスを逃してしまいます。
私の場合はFUJIFILMのXH-1を2台持ってにそれぞれXF16mm-55mmとXF55mm-140mmを装着して、念のためにXC50mm-230mmをポケットに入れていたりしました。
後はバッテリーを多めに持って行きます。XH-1のバッテリー消費が激しいこともあるのですが、毎回6個のバッテリーを持って行き、バッテリーきれるとその場で充電します。現地で充電が切れて写真を撮れないことが一番恐ろしいので、多いに越したことはないと思います。
standardstudent.hatenablog.com
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健康な腰と体力
行事撮影などであれば一日中重い機材をもって、少しでも良い写真を撮るために走り回る必要があります。これが想像以上につかれますし腰にきます(笑)
比較的軽量のaps-cのXH-1でも相当きついので、フルサイズ機2台持って走り回ってる人を見ると、すごいの一言です。
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生徒達とのコミュニケーション力
学校撮影において最も重要なことが生徒とのコミュニケーションだと感じました。
生徒の自然な表情を撮るために、警戒させない、生徒側から「写真撮ってくださーい」と声を掛けられるくらいに、心を開いてもらうことが大事だと思いました。
さらには写真のバリエーションを増やすために、生徒へ声をかけて写真を撮らせてもらうお願いも重要ですし、集合写真を撮るときなどは、適切な指示をしっかりと伝える力も必要だと思いました。
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自分の撮りたい写真ではなく、用途に最適な写真を撮る力
カメラを趣味で撮る際には、自分が正解だと思う写真を撮ろうとしますが、クライアントからの依頼を受けて撮る写真ではその方法はNGといえます。
きちんと用途に最適な写真を撮る必要があります。
僕が学校撮影で意識していたことはシャッタースピードと絞りです。
卒業アルバムに載せるための写真がメインであったため、撮った写真はアルバムに小さく掲載されるので、ISOを上げることによるノイズは気にせず暗いところではISO5000くらいまで上げて撮ることもありました。
ノイズなんかよりも重要なのはピントとブレです。
なるべく絞りは一段絞ってしっかりとピントを合わせます。ブレは一番恐ろしいのでシャッタースピードは下限250で撮っていました。
シャッタースピードを意識せずにダンスの発表を撮影してしまいブレブレの写真になってしまったことがありました。。。
撮った写真はシーンごとにピントずれやブレがないかすぐ確認するのが大事だと痛感しました。
ペーペーのカメラマンですが感じたことをまとめてみたので学校撮影する方や子供の行事ごとの撮影の参考になれば幸いです。
またアドバイスなどがございましたら気軽にお願いします。
ではまた。