正当な対価を出し渋る現代人

無料で享受するのが当たり前な現代

今の現状

今の世の中無料で享受できてしまうサービスが増えてきました。音楽、アニメ、映画、漫画、お笑いなどが違法サイトやYouTubeや違法アプリなどで誰でも手軽に享受できるようになってしまいました。現在では公式としてYouTubeに動画を上げているアーティストや芸人なども増えましたがまだまだ一部だと思います。

問題点

サービスを無料で受ける側には違法であるという点を除けばデメリットはありません。

しかしサービスを提供する側、具体的にはアーティストやアニメや映画の制作側にとってはデメリットしかありません。

本来サービスを提供するにあたりそれの対価を、CDや映画チケット、DVD代として受け取ります。しかし違法サイトなどを使われてしまえばこの対価はなくなり違法サイトなどにお金が流れてしまいます。

このような状態が続いてしまえばサービスを提供する側もモチベーションは下がり、より良いサービスを提供してもどうしようもない、なんて思うのは容易に想像できます。

つまり良いサービスを恒久的に享受したいのならばしっかりと渡すべきところに対価を支払わなければならないのです。

飲食店などで飲み食いした場合お金はその飲食店に払います。

よく考えればこの考えが当たり前なのですが、これが当たり前でなくなっている業界もあるというのが問題点なのです。なぜそうなってしまったのか考えてみようと思います。

なぜお金を出し渋る？

今回は音楽にフォーカスをあててみたいと思います。

昔は普通にレコードを買ったりCDを買う人は多かったと思います。

しかしインターネットの発達やスマホの普及などにより音楽の違法ダウンロードはが簡単にできるようになり音楽にお金を払う人は少なくなったのではないでしょうか？私の周りでも大半の人がMusicFMという無料アプリを入れていました。

このように簡単に違法ダウンロードができてしまうと、お金のない学生などは音楽を聴くために違法ダウンロードをします。そうすると音楽は無料で享受するものなんだと思い込んでしまいます。すると社会人になってお金を持った時にでも無料で手に入れることのできる音楽にお金を払うのは馬鹿らしくなってしまいお金を出し渋るようになってしまいます。

普段デートでご飯行くときは彼氏が全部おごってくれるのに、突然割り勘を請求されたときの女性心理に似ていると思います。ご飯を自分で食べたのに普段からお金を出していないと、突然払わなければならないとき間違えなく出し渋るのではないでしょうか（笑）

対価を支払うのに抵抗のない業界

対価を支払うのに抵抗のない業界もあるのです。それはアイドル業界です。

アイドルのCDの音源をいくら無料で配布してもアイドルCDの売り上げはとどまることはありません。それは握手券や投票券などがついているからと熱狂的に応援しこの人たちを支えたいと思うからです。

無料で享受するなら文句は言えない

現在YouTubeでは合法的に無料で様々なものを享受することができます。無料で見れる代わりに広告をみることによってサービス提供者側に対価が対価が支払われる仕組みです。またYoutubeプレミアムという月額680円を支払うと入れるコースで広告はなくすことができます。

それなのに動画のコメント欄には、広告が長い、広告が多い、低クオリティなのに広告つけすぎ、などの書き込みはかなり多いと思います。

果たしてこの文句は通るのでしょうか？もちろん通るわけがありません。

ご飯を食べたら皿洗いをしてから帰るか、お金を払ってから帰るしかないのです。

そこで皿洗いの水が冷たいとか、洗う皿の量が多いなどの文句は通るわけありません。

広告が嫌ならばその動画を見ないか、月額会員にならなければいけないのです。

対価が少額でもしっかりとサービスは受けれる

 CD1枚数千円払って、聞きたい楽曲をすべて購入していたらかなりのお金持ちじゃなければ破産してしまいます。

しかし現在では映像配信サービスや、音楽のストリーミングサービスに手ごろな値段で加入することができます。

私自身はAmazon PrimeとYoutubeプレミアとDMM月額有料サービスに加入しています。Amazon Primeに入る前はplaymusicに加入していましたが映画なども見れるということでAmazon Primeに乗り換えました。

どのサービスも1000円前後の値段で入ることができます。CD1枚くらいの値段で大量の音楽や映像を享受できアーティストなどの応援になるなら払ってみてもよいのではないでしょうか？

ちょうど今現在amazon music UNLIMITEDが3か月無料で体験できます。

音楽などにお金を払うことにためらいがある人も、無料で有料サービスを体験できます。３か月使ってみて嫌ならば解約してしまえばいいし、体験してみて良いなと思えばこれをきっかけにこのようなサービスに加入してみてもよいのではないでしょうか。

下のバナーから詳細が確認できますので興味がある方はぜひ確認してみてください。