日本は小銭稼ぎをする銭ゲバにつぶされる
元技術大国日本
日本はずっと技術大国といわれてきました。
資源がないのに、戦後の高度経済成長から今の先進国へ上り詰めたのは、間違えなく日本の技術力です。
しかし技術大国日本は終わりつつあります。
スマホなんかがとてもいい例ですよね。
周りで日本メーカーのスマホを使用している人ってどれくらいいますか??
ほとんどの人が海外メーカーのスマホを使っていると思います。
日本の技術者はお金で海外企業に引き抜かれ、技術ゲットしたら捨てられる。
10年くらい前にサムスンが日本のTOP技術者を100人ヘッドハンティングしました。
条件は年収2000万円、マンションの無償提供だったそうです。
私の父は昔からカメラの設計をするのが夢だったので、富士フィルムへの残留を決め、最終面接でその誘いを断りました。
周りでヘッドハンティングされた人達は技術だけ奪われ数年でお役御免、なんて話も聞きました。
技術の流出もありますが、他にも日本は技術者が育っていない問題もあります。
勉強をしてサラリーマンになることを嫌がる人が増え、なるべく楽に高収入を夢見て、様々なビジネスを始める人が圧倒的に増えたような気がします。
しかもそれに周りの人も誘うのです。
しかしそのようなビジネスが成り立つ背景には、今まで日本が積み上げてきた技術もとずく発展のおかげがあることを忘れてはいけません。
日本が衰退すれば広告費に回されるお金も減り、広告収入が減ることも忘れてはいけません。
それでは本題です。
実情
これは世界の半導体の世界シェアです。
日本は長い間ぶっちぎりで世界シェア1位を確保していました。
一時は半導体の8割は日本が占めていました。
売り上げランキング1位から3位は、NEC、東芝、日立という日本企業が独占しトップ10のうち半分を日本企業が占めていました。
現在では売上高ランキングTOP10の中では8位に東芝があるだけなのです。
これは明らかに全盛期に比べて衰退しています。
私たちは勉強を。
世界情勢が刻々と変化する中、どんな情勢になっても求められるのは、技術力なのです。
半導体シェア現在トップの韓国は良くも悪くも強烈な学歴社会です。ソウルにある大学に入れなければ人権はないそうです(言い過ぎかもしれませんが(笑))
私は右翼でも左翼でもありませんが、韓国の人は日本人より英語が達者な人は多いし、勉強をしっかりしている人が多いです。そういう事実が今のこの現状の一因だといえるでしょう。
私たちが恒久的に求められる人材になるためには勉強するしかないと考えています。
企業は対応力を。
また企業側は世界情勢に対して対応しなければいけないのです。
皆さんの中で、富士フィルムはカメラだったりフィルム会社のイメージですよね?
売り上げの6割を占めていたデジタルカメラ業界やフィルムカメラの衰退がありましたが、破城することはありませんでした。
実は数年前から方向転換をしており今や化学メーカなのです。
カメラ事業を縮小し、化粧品ではアスタリフトを、サプリメントではメタバリアを、他にも内視鏡のレンズなども開発しています。
(もちろんカメラは世界的に売れているみたいですしテレビの偏光フィルムのシェアは独占しています。)
極めつけは医療系です。
現在のコロナウイルスに効くといわれているアビガンは富士フィルムの特許ですし、エボラ出血熱の薬を作ることができたのは富士フィルムだけでした。
またPCR検査を自動で行える機械もつくりました。(話題になってない理由は下に書いています)
コロナの薬の開発のためにビルゲイツが富士フィルムに資金提供もしているらしいですね。
またがん検診を楽にする研究なども行っているそうです。
有名な話ですがフィルムシェア1位であったコダックは時代の流れに淘汰され、富士フィルムだけが生き残りました。
これは企業の対応力の差が明るみに出た事例だと思います。
大企業にも銭ゲバの影(天下り)
実は大企業であってもうまく対応することができない実情もあるのです。それは政府からの天下りです。
大企業は政府からの天下り先となっていることが多いです。なぜなら政府から天下りを受け入れることで政府が優しくしてくれるのです。当たり前です。
しかし天下りを受け入れることで政府に不利になるようなことだったり柔軟な対応を制限されることがあるのです。
その点富士フィルムは天下りを受け入れてないので、柔軟な対応をとれるのでしょう。
一方で政府からの風当たりは少し強くなってしまうのは言うまでもありませんね。
(富士フィルムがPCR自動検査機を作ったのに使われなかったり報道されないのはなんででしょうね?)
あくまで個人の考えです
*普通の大学生が書いているだけなので、間違いや全然違う推測があるかもしれませんので、違ったら教えてくれると嬉しいです。
ではまた。