地方大学のメリット
地方大学(熊本)で3年過ごして
私は生まれてから高校生(浪人生)までずっと埼玉県に住んでいました。
祖父母の家も東京と茨城であったためほとんど首都圏から出たことはありませんでした。そんな私が大学生で熊本に3年住んで思ったことをまとめていきたいと思います。
なぜ地方に?
私の高校生時代は周りのほとんどが都内私立の大学を志望していたため特に大学について調べることもなく、青山学院大学を第一志望にしていました。
しかし現役時代大学受験に落ちて浪人することになりました。浪人して初めて大学について考えて国公立大学を受験することに決めました。
そこで私は私が熱狂的に好きな芸人「くりぃむしちゅー」の地元である熊本に行きたいと思い、それだけが理由で熊本大学を受験しました。
無事合格をはたし地方生活を3年前にスタートしました。
埼玉と熊本の学生生活の違い
通学
私は中高一貫の学校に通っていたため中学時代から電車で1時間強かけて通学していました。この電車はラッシュ時の山手線や埼京線と比較にならないほど空いている電車でしたが、心地がいいものではありませんでした。
しかし熊本にきて大学から800mの家を借りたため通学が劇的に楽になりました。
徒歩で10分自転車で3分で学校に行けるなんて感動でした。空きコマがあれば帰宅しベッドで昼寝なんかもできます。
遊び
私の中学高校は、東京、千葉、埼玉から人が集まっていたため友達と遊ぶのは一苦労でした。基本遊ぶとなれば都内に集合。遊びに行くだけで交通費と小一時間の移動時間がかかりました。
地方の大学はほとんどの学生が大学のそばで生活しているため遊ぶとなればすぐに遊ぶことができます。また基本移動が自転車であるため終電を気にせず遊ぶこともできます。
私が感じた地方のメリット
学生生活の違いと一部被る部分があると思いますが地方のをメリットを列挙します。
- 住居
- 自然が多い
- 安く遊べる
- 時間にゆとりができる
- 男性は恋愛のチャンス
住居
私はいま繁華街から1キロほどにある新築で13畳、オール電化、トイレ風呂別、カウンターキッチンの家に住んでいます。
もしもこの条件を首都圏で探したら家賃が10万円にもなるのではないでしょうか?
地方ならばこの物件がwifi代金込みで5万円で住めます。
また物価が安く新鮮な魚や野菜が都心の半額ほどで売られているお店もあり、大学の周辺のお弁当屋では300円あればおいしいお弁当を購入することができます。
自然が多い
私の家の前には川が流れており河川敷まで歩いていくことができます。
また遠くを見れば山が見え日常的に自然を満喫できます。
よく河川敷でキャッチボールや花火、BBQ、釣りなどをして楽しんでいます。
安く遊べる
都心部にいても地方にいても結局遊びの大半はカラオケ、ダーツ、ビリヤード、映画、飲みだと思います。
実際私も埼玉にいても熊本にいても大半はこのような遊びしかしてません。
同じ遊びをするのに圧倒的に地方のほうが料金が安い場合が多いです。
また居酒屋なども都心より安くておいしい店がほとんどです。
そのほかにも上記で記載したように気軽に自然の中で遊ぶことができ終電も気にすることもありません。
時間にゆとりができる
移動にかかる時間が圧倒的に短くなります。ほぼ自転車移動であり電車に乗る場合も満員なんてことはほとんどなく移動にストレスを感じることはなくなります。
せかせかした都心部とはちがって全体的にまったりとした時間が流れてる感じがします。
男性は恋愛のチャンス
私はバイトで婚活パーティーの司会をしているのですが女性の参加者が多いのが地方の特徴です。
地方では男性は上京してしまう人が多く男性より女性のほうが多い傾向があります。
地方のほうが美女と野獣を見かけることが圧倒的に多いです。
私も熊本にきて無事に彼女を作ることができました(笑)
地方のデメリット
- アイドルやアーティストのイベントはほとんどない
- 直営店、サブカル系の店がすくない
- 流行が遅れてやってくる
- 時給が安い
アイドルやアーティストのイベントはほとんどない
このようなイベントのほとんどは主要都市と呼ばれるところでしか行われないためイベントに参加するには時間と遠征費がかかります。
また地下アイドルの箱やお笑いの劇場などもありません。
アイドルやアーティストの熱狂的なファンの人にとってはかなり大きなデメリットになります。
直営店、サブカル系の店が少ない
地方は都心に比べて直営店やサブカル系の店は少ないです。
コアな洋服好きな方やいわゆるオタクと呼ばれる人にとってはデメリットです。
近年アニメイトなんかは地方にもありますが中野ブロードウェイ、秋葉原、乙女ロードに慣れてしまっている人からしたら物足りないと思います。
また店頭に並んでる商品の種類が少ない場合が多くハイエンドな電化製品や、音響機器、特殊な機材を買うときに地元で現物を確認することができません。
流行が遅れてやってくる
流行の最先端であり発信地は紛れもなく都心部です。
都心で流行っていたものが地方に届くまでには多少のラグが生じます。
私はタピオカとパンケーキでそれを感じました。
都心ではもうすいているパンケーキやが熊本ではすごく混雑していたり、
都心ではタピオカが下火になったころにタピオカ屋が乱立したりなどしていました。
遅れてでも流行りは流れてくるのであんまり気にしてはいませんが流行の最先端を追いたい人にとってはデメリットになります。
時給が安い
時給は都心部に比べて圧倒的に安い場合が多いです。
生活をする分には物価も安いので影響は少ないですが、製品を買うとなると都心でも地方でも値段は一緒であるためデメリットになります。
地方でも高い時給のバイトも探せばあることにはあります。(婚活パーティーは時給1500円です)
まとめ
イベントが好きな方や流行の最先端にいたい方以外にとっては、地方の大学に進学することはメリットが多いと感じます。
私も3年間熊本に住んで後悔したことは一度たりともありません。むしろ地方に永住したいとすら思っています。
地方の大学に進学するなんて嫌だと頭ごなしに決めつけている方はぜひ地方大学も検討されてはいかがでしょうか。
また今後熊本に焦点を当てた記事や浪人や大学受験に焦点を当てた記事も書いてみようと思います。
それでは。